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2012年01月19日 14:09
大学入学直後から始まるという就活。就活中の先輩がどんどん落ち込んでいく姿や学内で就活メイク講座が開かれせっかく学んだ女性学は何だったのかという思い、学業よりも就活が中心になるという矛盾などに疑問と問題を感じた若者達が、昨年11月新宿で「就活ぶっこわせデモ」を実施した。
自殺の概要資料(警視庁)によると、大学生の就職失敗を苦にした自殺が、2007年には13人だったのが2010年には46人と年々増え続け、20代の若者全体でみると、就職失敗による自殺者は、07年の60人から10年の153人と2.6倍となっているという。
デモ参加者が中心となって「就活生組合」を結成しようとしている。政府や経団連、就職ナビサイト運営会社への申し入れや就活生同士の交流や情報交換などの場にしたいという。
当面の要求は新しい就職協定の制定で、全学事日程終了後の4年生2月からの就活開始だ。そして、最低でも卒業後3年は新卒扱いとすること。採用される側と採用する側の対等な関係をつくっていきたいという。
そもそも、先進国で一括採用が行われている国は日本だけだ。学内で就活デモ参加を呼びかけるビラ配付は禁止されるのに、就活塾や資格予備校などの就活ビジネスのビラは許されていると大学当局へも批判の矛先は向けられる。
新卒で正規の職に就けないと、将来にわたって厳しい雇用環境におかれるという「すべり台社会」。人間性を損なうような就活のあり方に疑問を投げかけ具体的な改善要求をおこなう「就活生組合」は、雇用環境の改善にむけて活動する労働組合そのものであろう。そのリーダーは大学2年生だ。私たちも学ぶべき点は多い。ちなみに私の子ども大学3年生で就活は人ごとではない。
詳しくは就活生組合のHPで。記事はビッグイシュー183号(2012.1.15)から引用した。(政策情報室 馬場修)