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2011年06月01日 09:23
報道によると、今日明日中にも、内閣不信任決議案が提出され、民主党の内部造反で衆院で可決するかもしれないという。全く呆れてものが言えぬ。
菅首相の震災対応が不満だというのが理由のようだ。たしかに菅内閣の対応が問題なしとは言えないが、では、彼に代わりうる人材がいるのかというと、なかなか衆目の一致する政治的リーダーは見あたらないのではないか。
自民党の谷垣総裁は適任といえるのか。そもそも、国民は自公政権の復権を期待しているいるのかどうか。膨大な財政赤字をつくり、原発推進の下地をつくってきた輩にどんなリーダーシップと政策を期待できるというのか。笑止千万である。
日本は、おそらく敗戦の混乱期に匹敵するかつて経験したことのない大災害と原発事故に遭遇している。このような未知との遭遇に際して、それでは、不信任案を提出そして賛成しようとする国会議員はいったい、どのような具体的な政策と対応策を持ち合わせているのか。まったく、伝わってこない。
死者が2万4千人を超え、行方不明依然5千弱、避難住民10万人という被災地に想いを馳せでみよう。現場では、役所はもちろん多くのボランティアが昼夜分かたず、復興に奔走している。
永田町でおしゃべりしている暇とお金があったら、被災地へで出かけてみてはどうか。あるいは国会を福島県か宮城県で開くのもいいかもしれない。そこで震災と原発事故をどう克服していくのか議論してみたらいい。復興ビジョンもその道筋もそんな現場に学ぶところからしか道筋が見えてこないのではないか。
民主党の小沢元代表は岩手県、渡部恒三顧問は福島が選挙区。現場へは何回足を運んだろうか。現場に依拠していれば、永田町の思考回路がいかに被災地住民の感覚とずれているか気付かないはずがない。
被災地の現場からは、不信任決議案の議論が単なる政党間の政治的なパワーゲームにしかうつらないだろう。
事故(事件)は現場で起きているんだ!!=踊る大捜査線
(政策情報室AI)