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2011年02月10日 08:39
【投稿】
背筋が寒くなる=愛知県知事・名古屋市長選
馬場 修(日高総支部特別執行委員)
名古屋市長選挙、愛知県知事選挙、名古屋市議会解散請求住民投票のいずれもが大差となった。遠く離れた地の地方選挙であるから細かい選挙の争点はよく分からないが、「住民税の減税」と「議員報酬の削減」を主張する勢力が自分たちの意見を取り入れない勢力に喧嘩を売って見事勝利したようだ。
敵対する相手勢力を「抵抗勢力」「悪の権化」みたいに悪役化し、マスコミを巧妙に味方に付け(マスコミ自らが三流週刊誌化し)、さも自分たちが正義のヒーローみたいに宣伝を展開するというパターンは、率直に言って「寒気がする」。
一方的に悪役にされてしまっている側もだらしない気がするし、対立候補を擁立した政党も住民の信頼を失っている。この構図は、戦前のナチズムそのものだと思うがどうだろう。
民主主義とは手間もかかるし時間もかかるものだと思う。価値観が多様化すればするほど議論はややこしくなるのではないか。だけど、議論の中から最大公約数をまとめて現実の社会で具体化するのが民主主義だと思う。
勿論、民主主義のシステム自体は見直されていいものだが、今回の選挙の結果は民主主義の否定につながるものを持っていると思う。逆に言えば、民主主義が試されているのかなとも思う。民主主義のレベルアップが求められているのではないか。
河村氏や橋元氏をここまで増長させたのはマスコミである。彼らの罪は重い。そして、その進出を許している既存政党もまた大きな反省を求められている。
歴史を常に振り返り、人の誤りを正していくことが必要である。私も含めて良識ある方々の奮起を望みたい。