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2010年11月29日 09:18
タイトルの「夢と説得力」。今朝のNHKラジオで元NHK解説委員の河崎曽一朗氏が重ねて強調していたフレーズから拝借した。
同氏は番組で今の政治、菅政権にこの点が不足しているとしている。
折しもNHK大河ドラマ「龍馬伝」が最終回となった。龍馬は幕末から明治に向かう難しい時代にあって、新しい日本の姿とそこへ行き着くプロセスをそれこそ「夢と説得力」で諸藩の志士に粘り強く説いて回った。
昨夜も大政奉還後の新しい日本の姿が諸藩の関心事となり、新政府のトップは誰が担うのかという諸藩の疑問をひっさげて中岡慎太郎が龍馬に詰め寄る。
しかし、龍馬は公家や長州藩などの志士の名前を列挙するだけだった。それでも、中岡は龍馬の「新政府」に関する「夢と説得力」に次第に納得していくシーンがあった。
日曜朝のサンデーモーニングで寺島実郎氏は、北朝鮮の砲撃事件に触れて、アメリカに追随してきた戦後日本の外交路線の見直しを強調していた。
民主党は野党時代から「東アジア共同体」構想を打ち出している。今ひとつはっきりしない。手探りの構想であっても、その「アジア外交の夢」から現在の諸問題を紐解いていくことはできないのだろうか。
菅政権の支持率は「急落」どころか「暴落」しはじめた。「内閣改造か解散か」という論説もで始めた。
一気にマグマのように吹き出した外交問題。歴代自民党が積み残してきた難題なのだ。誰がやっても上手くはいかないだろう。
今からでも遅くはない。「夢と説得力」で政権交代の大義に立ち返ってもらいたい。
(政策情報室AI)